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2013年6月 3日 (月)

94)北大動物医療センターで

僕はショパン!

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街中にチューリップの花があふれていているよ。

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この花を見ると、心がぱっと明るくなって、ウキウキするね。
不思議な花だなぁ。


ライラックの花も、やっと咲き始めたよ。
でも、ライラック祭りには間に合わなかったんだって。

そしてね・・・

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遅咲きの八重桜が、やっと満開だよ。

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八重桜で、桜湯がつくられるんだってね。桜の香りがほんわか・・・

でも塩味があるから、僕たち犬は飲めないよ。がっかり!


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5月27日に、北大獣医学部の動物医療センターに行ってきたよ。

僕は朝9時に、整形外科の予約だったんだ。
右前足首から先が、ほぼ直角に外側に曲がっているので、教授に診察して頂くためなんだ。

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5月20日に、新築リニューアルしたばかりなのできれいだよ。

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玄関からは、犬が一匹も見えないけど・・・なんだかドキドキするよ。

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待合室の受付のところには、お祝いのお花がたくさん飾られていたよ。
あでやかなお花のせいか、病院の固い雰囲気がしなかったよ。

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このお花は、ポン太君とママからだね。ポン太君ってどんな子かな?

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わあー ぬいぐるみの犬が可愛いな。なんてやさしいお顔だろう。

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受付の右手奥が、診療スペースだね。
朝早かったから、まだ患者さんが少ないね。

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このドアと、向こうのドアから中に入ると、診察室や検査室・手術室などがあるんだよ。

人間並みの最新鋭の医療機器がそろっているんだよ。ICUもあるよ。

来年からは、最新鋭の機器で放射線癌治療も始まるんだって。

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待合スペースも広くて、一家族ごとに座れるようになっているよ。
完全予約だから、一度にたくさんの家族が来ることはないけどね。

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体の大きなバーニーズのアルト君4才も、のびのびしているね。

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僕は、ワンちゃんたちと、ご挨拶したくなったよ。

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でもね、すぐお隣の椅子のパグちゃんは、ゼーゼ―苦しそうなんだ。
だから、お話はしなかったんだ。

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パグちゃん、早く良くなるといいね。

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「おはよう!わたしは、レモンよ。今3才なの」
柴犬の女の子は、やさしい目をしていたよ。

数時間後に、レモンちゃんはエリザベスをお首につけていたよ。
手術をしたのかな?


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「私は、べルナよ。4才なの」
「僕と同じ年だね」

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チワワのべルナちゃんは、笑うととってもチャーミング。
大きなお目目が、飛び出しそうだよ。


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シーズーのいっちゃんだよ。12才なんだって。目が少し悲しそう?

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癌が運よく見つかって、手術をして命拾いしたんだって。

良かったね。犬の場合、早期発見が難しいみたいだもの。

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でもね、手術後の後遺症で貧血がひどいんだって。
今日は、その治療のために来たらしいよ。

あと一歩だね。頑張ってね。

「ママ、献血お願いって書いてあったけど、僕もできるよね」
「でも4kgちょっとの体では、採血量が少なすぎるから無理かも?」

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こっちのシーズーちゃんは、前両足の手術後みたいだよ。
エリザベスカラーをしているし、すこし苦しげなお顔をしているね。
だから、お話しはしなかったんだ。

早く良くなるといいね。

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玄関近くの待合ロビーに、突然院長先生がいらしたよ。

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「みなさま、私が院長の滝口でございます。
じつは・・・みなさまにお願いがあります。
当病院は、開業してちょうど一週間がたちますが、本日HTBテレビ(北海道ローカルテレビ)より取材の申し込みがありまして・・・それにつきまして、みなさまのご了承をいただきたいのですすが・・・」

ほぼ全員が「構いませんよ」 とOKの声声。

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すぐに、テレビ局のカメラマンなどの取材班が玄関から入ってきたよ。 

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病院にきて、思いがけず、めったにない場面に巡り合わせたよ。
僕のママって、しばしば稀有な場面にめぐり合わせるんだって。

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ふふふ、僕たち犬よりも、人間のパパやママたちがうれしそうかな?

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どんな番組にするのかな?たぶん短いだろうけど。

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5月31日の午後6時15分頃に、放映されるらしいよ。
ただし、情報番組の中でだから、数分間かな?

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キャリーに入った小さなチワワちゃんを、真剣に撮影しているよ。
どんな番組になるのかな?楽しみ!

さて・・・少しして

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僕たちは、診察室に呼ばれたよ。
最初に若いきれいな先生が、パパとママにいろいろ質問をしていたよ。

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「では、これからショパンちゃんをお預かりして、各種検査をします。
検査機器は混んでいるので、全部で2時間くらいかかります」

パパたちは、診察室から出ていっちゃったよ。ドキドキ・・・

僕は、それからいろいろ検査をされちゃったよ。
たくさん体中を触られちゃったしね。
検査待ちの時は、ケージの中で静かにお利口さんしていたよ。
(そのことはあとでTV放映の中で、証明されたんだんだ。へへへ)

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約2時間後・・・ママとパパが診察室に呼ばれたよ。

「せっかく来て頂いたのに、残念なご報告です」
なんて、教授がニコニコとお話しを始められたんだ。
すごくやさしくて、ユーモアのある先生だよ。

「ショパンちゃんは、右前足首からたしかに90度曲がっていますが、右前足首の骨が非常に丈夫でがっちりしていて、曲がった足先部分を上手に支えています。今のところ、肩関節も炎症を起していませんので、肩にはほとんど負担がいってはいないようです。
また、後ろ足の骨がしっかりしていて、右前足の負担を上手に支えてくれています。
また足の関節が、子犬並みに柔軟性があって丈夫です。
そのせいで上手に歩いたり走ったりできていますし、これからもこのままで大丈夫でしょう。リウマチではありません。成長に伴って起こった異常ですね。
高齢になっても、ちゃんと歩けるはずですよ。
万が一炎症などが起こったら、病院にいらしてください」


わーい、ばんざーい。
去年の冬に、右足首と肩が炎症を起した時には、僕は足先から肩まで痛くて、毎日お散歩から帰ると寝るまでナメナメしたんだ。でも、お薬を飲んで痛くなくなったんだ。

それからは、僕は骨や関節を支える筋肉を鍛えるために、一年間走り回ったんだ。
それが良かったんだね。
特にこの一年は、パパとお散歩に行って一緒に駆けっこしたんだ。

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病院を出たら、緑の原っぱがあったよ。北大構内は緑がいっぱい。
僕は、ちょっとトイレタイム。

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草が、とってもいい匂い。
3人とも、幸せな気分だったよ。

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地下鉄駅近くに、タンポポがたくさん咲いている原っぱがあったよ。
「最近は、都会にこんな原っぱなんて、珍しいのよね」とママ。


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お家に帰ってきたら、3人ともぐったり。緊張していたんだね。

それから4日後・・・夕方のHTBテレビ(テレビ朝日系)情報番組で

夕方18時18分頃から「ペット医療のみらい」の話題が始まり・・・
いろいろなベット医療のことが紹介され・・・

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いよいよ北大獣医学部の動物病院の話題に変わったよ。

画面の真ん中に赤いゴミ粒みたいに見えるのが僕だよ。
青いジーンズでいすに座っているのがパパ
カメラで僕を写しているのがママ

でもこのシーンは、ほんの一瞬だよ。1秒もないくらい。

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この患者が誰かわかるかな?
フフフ・・・僕だよ!

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このシーンも、本当はほんの一瞬だよ。
録画を再生して静止画面にして、カメラで写したんだ。

なにしろ僕のテレビ初出演だからね。

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新しいペットの癌治療や検査のことが、紹介されていたよ。

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癌の発見も、人間並みの高度な医療機器を使ってるんだ。

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だって、僕たちは今やペットというよりも、家族の一員だもんね。

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最後に紹介されたのは、病室とICU。
左側にICUがあり、酸素吸入や点滴ができるようになっているよ。

僕は、検査待ちの時に、この病室に入ったんだ。
背筋をピンとして座っている僕がわかるかな?一番右側だよ。

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澄ましているのは、別にカメラを意識したわけじゃないよ。

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短い情報番組だったけど・・・僕は、一瞬の初テレビ出演だったよ。



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僕たちペットの中には、僕みたいに大事にされて、北大動物病院で診察を受けたられる幸せな子もいる一方で、人間に虐待されたり、飼育放棄されて苦しんでいる子もいるんだ。
赤ちゃんを産むだけ産ませられて、捨てられる子もいるんだ。

そんなペットのかなりは、保健所で悲惨な運命をたどるんだって。

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そんな犬を保健所から救出して、自宅でめんどうを見ているやさしい人が何人もいるんだよ。

その中の一人のブログに、僕のママは目を離せなくなったよ。
ママは、もともと保健所の保護犬を育てるつもりだったんだ。
それでネットの「里親募集」を見ていたら、なんと普通の家で生まれた僕がそこにいたんだ。

クミーゴの保護犬ブログ

ペットブームの世の中で1つの流行物としか見ず、無責任にもその命を投げ出しまた他の命を買う。
人間の身勝手により命を落とす動物が年間約24万匹(平成21年度)います。
1日にすると約660匹の犬猫が安楽死させられています。
安楽死とは言うものの、現状は殺処分、つまり「安らかに楽に死ねる」ではなく「殺して捨てる」です。
保健所で7日間を過ごしてしまった者は次の日ガス室(ドリームボックス)へと連れていかれます。
持込まれた犬猫は 翌日処分となる事が多いです。
徐々に迫ってくるドリームボックスの壁、吠える者、逃げようとする者、恐怖心で怯えている者、動物達は自分達が殺される事を悟り目に涙を浮かべ最後まで必死に抵抗します。
それはコンクリートの冷たい床を爪がはがれ血が涙のように流れるまで…。
コストを重視した二酸化炭素による窒息死、もがき苦しみこの世のものとは思えない悲痛な叫び声が響きわたります。

あなたにはこの声が聞こえますか…?
(クミーゴさんのブログより引用)


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クミーゴさんのブログで最近気になっているのは、僕と同じシーズーの女の子だよ。
保健所で殺処分寸前を、クミーゴさんに救い出されたんだ。
よかったね。

このシーズーの女の子は、体中の毛が伸びてからまって、お目目も隠れていたし・・・爪が上向きに伸びて毛と絡まって、足にからまって皮膚に食い込み、ひどい状態になっていたんだ。

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(クミーゴさんのブログより転用)

でもクミーゴさんのおかげで、体も心もどんどん元気になっているよ。

その様子を、ぺロママさんが動画に作ってYouTubeでも公開したよ。




アネラちゃんに、早くすてきな家族ができますように!

クミーゴさんは、本当に思いやりのある愛情深い女性だよね
でも保護犬のめんどうを見るのは、本当にご苦労も多いし、大変だと思うんだ。

クミーゴさんと一緒に小さな女の子たちが、犬たちを家族の一員として、仲良く一緒に生活しているのを見るだけでも、心がほんわかとするよ。

僕とママのできることは、クミーゴさんのことや保護犬のことをできる限りたくさんの人にお話しすることなんだ。

それから同じくYouTubeから、クミーゴさんの家族として最後まで幸せに生きたモモちゃんのことを!



でもね・・・8才のモモちゃんは、末期癌がみつかったんだって。
クミーゴさんのお家で、幸せな日々を過ごして・・・モモちゃんは天使になったんだって。
今は虹の橋で、たくさんの仲間と笑いあっているだろうね。

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この世に生まれたペットたちが、幸せに一生を過ごせますように!

この世の中に、どうぞ保健所の保護犬がいなくなりますように!
お金もうけ目的だけの、悪徳繁殖業者がいなくなりますように!

僕は、最近ずいぶんいろんなことを学んだよ。
そしてわかったんだ。

僕は、とっても幸せな犬だってことがね。

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アネラちゃんが、もっともっと幸せになりますように!
クミーゴさん、たくさんの犬を預かって愛情豊かに面倒を見て下さって、本当にありがとう!
遠くから、保護犬たちの幸せを祈っています・・・

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