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2014年6月 9日 (月)

116)セラピー活動での喜び

僕はショパン!

数日前、突然に真夏の暑さがやってきたよ。
まだ6月が始まったばかりだったのに!

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札幌では、エアコンを設置しにくいお家やマンションが多いから、暑さに参ってしまったかもしれないな。室外機を置くためには、壁に穴が開いてないと駄目なんだもの。

札幌の中心部では、33℃くらいまで上がったらしいよ。
でも、僕のお家は近くに緑の公園が多いせいか、それにお部屋の断熱がきいているせいか、お部屋の中ではせいぜい27~28℃くらいだったよ。

暑さに弱い僕もパパも、このくらいの暑さならエアコン使わなくても平気だよ。

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でもね、気の早いママは「そろそろお目目を太陽光から守らなくちゃね」と言いながら、パパのサングラスを僕のお顔に!

「ふーん、似合うかしら?でもせっかくの可愛いお目目が隠れるわ」
と、考え込んでいたよ。犬用のサングラスも売っているんだよね。

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ママが僕のサングラスに悩む間もなく、涼しさも突然戻ってきたよ。

でもね、お家の中では断熱が効いているせいで、ちっとも涼しくならないんだ。
夜だって、外気が18℃くらいなのに、お部屋の中は26℃もあるよ。
パパなんて、半袖姿でも「ちょっと暑いな!」と言っているよ。

つまり、外気の温度に関係なく、室温は26℃前後なんだね。
北海道のマンションの断熱ってすごいね。


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さて、これから初夏の仕切り直しかな?
今札幌では、大学祭やYOSAKOIソーラン祭り が始まったよ。
6月にいろいろお祭りごとが多いのは、梅雨がなくてお天気がちょうどいいからだね。

東京では、5月に大学祭や運動会があるらしいね。

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だいぶ遅くなったけど、5月のセラピー犬活動のことを話したいな。

5月は連休があったので、第3週目前後にセラピ活動が集中したんだ。
おまけに、ママの通院もこの週に重なったので、一日おきくらいにママはお出かけすることになって、忙しかったらしいよ。
おまけに出かけた次の日は、足と腰が痛むらしいんだ。
ママの椎間板ヘルニアは、凝り症のママにふさわしくしつこいね。

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ここでは、とってもうれしいことがあったよ。
僕たちは写真を写すのが禁止だから、写真はないけど・・・。

僕たちが訪問するのはホスピス病棟なので、ほとんどの患者さんとは一期一会の出会いなんだ。でもね、この日は見覚えのある熟年のご夫婦参加されたんだ!

じつはね、4月に「病室訪問をお願いします」と言われて、病室にお伺いした時のご夫婦なんだ。かなり痩せこけた奥さまのベット脇に、やさしそうご主人が寄り添っていらしたんだけど・・・その時の奥さまが、ご主人の押す車椅子に乗って参加されたんだ。

「今日は、先月よりもお顔の色がいいですね」
ママがそう言うと
「まあ、うれしいわ」って!

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先月は、僕を囲んでご夫婦で写真を写したんだ。
看護師さんが僕と奥さまの写真を撮って下さった時「一緒にご主人もどうぞ」と声をかけて下さったんだ。
たぶん、末期癌の患者さんの家族って、なかなか二人だけの写真って写せないよね。

だから、僕は写真のモデルになってあげて、なるべく笑顔の患者さんを囲んだ家族の写真を看護師さんに写してもらうようにしているんだ。
だって僕たち犬を抱っこすると、患者さんはとびっきりの笑顔を見せて下さるんだもん。
そのすてきな笑顔を、みんなにも見せてあげたいよ。

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そして、6月のセラピー活動が始まり、昨日東札幌病院に行ってきたんだ。
なんとなんと、あのご夫婦にさらにお嬢様が加わって3人で、笑顔いっぱいでセラピーのお部屋に入っていらしたんだ。そして僕と目が合って・・・僕とママは大喜びで車イスの奥さまたちのところに行ったよ。
そして奥さまもこぼれんばかりの笑顔で、僕に頬ずりをしながらしっかり抱っこして下さったんだ。

ご主人が、4月の時とは別人のようなニコニコ顔で、お嬢様に僕のことをお話しされていたよ。お嬢様が、ふんふんと言う感じで、僕とお母様を優しく見て下さっていたよ。

「また、来月お会いしましょうね」と、奥さまが弾んだ声で言って下さったよ。
本当にそうなるといいな!

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今月の東札幌病院では、うれしいことの連発!

「わたし・・・犬が苦手なのよ。これまで一度も犬に触ったことも抱っこしたこともないの・・・」

とその若い女性患者さんが、こわごわ僕を抱っこして頭をナデナデして下さったよ。

「まあ!今、抱っこされていますけど、大丈夫かしら?」
ママが心配げに話しかけたら・・・

「この子は、おとなしいし、全然平気です」
ご本人も戸惑うやらうれしいやらの中で、笑顔を見せて下さったよ。そして、僕を優しく優しくなでなでして下さるんだ。

犬嫌いが一人減ったよ!わーい!

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あともうひとりの患者さんとの出会いも、すてきだったよ!

その方は、ご高齢の女性患者さんだったんだ。
看護婦さんが、その方の車椅子にずっと寄り添ってらしたよ。

「この方は、手がほとんど動かせないのです。今も目を閉じていますし、あまりこちらの話しかけに反応されない方なのですよ」

僕がその方の車椅子のお膝にそっと乗ったら、お目目が少し開いたんだ。
でね、僕がお顔をその方のほっペにくっつけてみたんだ。
そうしたら、お手手が少しずつ動いて、なんと僕の背中に手が行って、僕をそっとナデナデしてくださったんだよ。
そしたら、看護師さんがやや興奮気味に「まあ、手が動くばかりじゃなくて、ナデナデしているわ。信じられないわ!」と、はしゃいでいらっしゃるんだ。

「○○さん!このワンちゃん、可愛いでしょう?」と看護師さんが、声をかけると首を上下に振って下さったよ。
「まあー、お返事もして下さったわ。うれしーい!」と看護師さん。

この方は入院当初、一言も口を利かず、手も動かさず、看護師さんたちを悩ませた方だったようだ。でも、ホスピス病棟への入院ということで、精神的にショックで体調も悪くて、何をする気にもなれず感情も出てこなかったんだろうね。

でも、本当に昨日はいい日だったよ。
ママと僕はランラン気分。

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でも、こんなウキウキ気分も、ほんの一瞬だよ。

ホスピス病棟なんて必要なくなる日が来ますように!
癌の特効薬や万能の治療法が発見されますように!



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この日の参加者は、軒並み超高齢者揃い!
今僕を抱っこして下さっている女性は・・・

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驚かないでね。
この方は、なんと105歳なんだって。僕は5歳だから100歳違いだね。
ひょっとしたら、日本最高年齢になれる方かもしれないよ?
だって105歳には思えないほど、しっかりしていらっしゃるんだ。

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この方もたしか90歳台。
何しろ発寒中央病院は、院長先生をはじめとしてスタッフの方が全員、気持ちのこもった治療をされているせいで、90歳台の患者さんが何人もいらっしゃるんだよ。
ただしすべて女性!もしかして犬も雌が長生きなのかな?

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ママは、超高齢者の皆様を見ていて「老後についての不安が少しなくなったわ。超高齢になっても、こんなにお元気で笑顔がすてきなんですもの」だって。

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今は、個人情報の法律が厳しいから、やたらとお顔の写った写真を公表できなくなっているので、すてきな笑顔を皆さまにお見せできないのは残念だよ。

他のセラピー犬の仲間は?

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中型犬(甲斐犬MIX)の春ちゃんは、とてもやさしい子なんだ。

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いろんな方に抱っこされているよ。僕と同じ5才だよ。

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チワワの瓜ちゃんは、美人だよね。奈良県生まれなんだ。
とっても性格がいいし、誰にだも愛されるタイプだよ。

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トイプーのヴィヴィちゃんは、親子そろって明るい性格でやさしいよ。
病院からの帰り道は、いつも地下鉄の駅まで送って下さるんだ。

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チワワのアトムちゃん(女の子)も、おとなしい子だよ。
つまりは、セラピー犬はみんないい子ぞろい!

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この写真は参加者のお顔が、良くわからないでしょう?
肖像権で法律違反にはならないよね。

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えっ、あそこに僕に似た犬がいるって?

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フフフ・・・僕とよく似ているでしょう?あの子は、そら君だよ。
僕と同じシ―ズーだよ。年令も1才違いだよ。

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そして活動予定の30分は、すぐ過ぎちゃうよ。
ああー 楽しかったぁー

また来月もきっとくるよ!待っていてね。

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柏ケ丘は、ゴールデンウィークのせいで5月の真ん中に変更。

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ここは広いお部屋なので、車椅子の円が大きく広がっているよ。

でね、ママは円から少し離れているストレッチャーが気になって

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「こんにちわ!」ストレッチャーの女性のそばに行ったよ。
ママの思った通り、ワンちゃん大好きな方だったよ。

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「よく来てくれたのねぇー」

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ナデナデして頂いてから、心と心でお話ししてバイバイしたよ。
とっても喜んで下さったよ。
僕も心がほんわかしてしまったなぁ!

さてと・・・

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僕をしっかり抱っこして、頬ずりして下さる方もいるよ。

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セラピーが、お隣同士になって「今日は!」。
甲斐犬MIXの春ちゃんは、本当に優しい女の子なんだ。
可愛いクッションに座って、じっとしているよ。

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陽気な方に抱っこされた時は、僕もとびっきりの笑顔になるよ。
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訪問日は、風も弱く晴れた気持ちのよい日だったので、急きょお外でセラピー活動をすることになったよ。

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ここは入所者さんばかりではなくて、デイサービスの方も数名混じっているんだよ。
お外での準備ができるまで、僕はブラブラタイム。

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お一人ずつ手をひかれて、外に出ていらっしゃるので、少し時間がかかるよ。
そして、いよいよスタート!

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久しぶりのお外なので、皆さまとってもいいお顔でした。

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抱っこがお上手だし、おなじみの皆さまだから僕もリラックス!

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お首をのせるちょうどいい腕もあるし、僕は少しウトウト・・・。

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ポカポカ陽気で、風も爽やか・・・

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みんなに好き好きされて、可愛いって言われて僕はなんて幸せ者!

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このトトロの常連はチワワのルカ君と、ヨーキーのエレファ君。

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ルカ君は、1.7kgほどしかないから、小さすぎて抱っこしにくいよ。

この日、一番うれしかったことは・・・ 

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はなこさんと仲良くできたこと!
はなこさんは、ご病気のせいで、日によって気分のむらが多い方なんだ。
この日は、ご機嫌が良かったんだ。

施設の方のお話しでは、はなこさんは以前病院で看護師さんをされていたんだって。
きっと、テキパキとお仕事をされていたんだろうね。

ママも臨床検査技師で病院勤務をしていたから、なんだかはなこさんにすごく親近感を感じたみたいだよ。

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犬も認知症になるらしいね。

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さてと・・・セラピー活動が終わって、お家でのんびりしている時が一番幸せかな?
いろんな出会いを思い出しながら、ニヤニヤ笑ったりして・・・。

そして「セラピーのご褒美よ」といって、大好きなおやつや青首大根をもらえたら、もう申し分ないよ。

僕はね、どんなに眠くても、青首大根をカットする音が聞こえたら、すぐに目覚めるんだ。
本当のところ、ふつうのおやつよりも大好きなくらいなんだ。
ママは僕のことを「変わった犬ね」なんて笑っているけど。
じつは僕にも、どうしてそんなに大根好きになったのか理由が良くわからないよ。

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誰でも「これさえあれば満足満足!」という食べ物があるはずだね。

ママは、おいしい野菜サラダみたいだよ。
パパは?急性膵炎になってからは、大好きなものを食べられないみたいだね。

今のパパは、ロシア語の歌を聞いたり、サンテクジュペリの本を読んだりしているのが一番幸せかな?いや、僕と一緒にお昼寝している時かも?

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僕もパパに抱っこされてお昼寝している時が、幸せな時間だよ。

パパがいない時は、セラピー犬仲間のかんぺい君に似たぬいぐるみの犬と一緒におねんねするんだ。

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でも、この子はときどき寝相が悪いんだよ。

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ほらね、僕の上に乗っかってしまうこともあるんだ!
でも、最近の僕の一番の仲良しかな?

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ええと・・・この次は、北大祭の獣医学部イベントに出た話をするね。



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